逆光の中、撮影。
土壁を叩き壊す様子です。
叩き壊すと言っても力の加減はしてますよ。
叩くのは土を落とすためで、残りは竹を編んだものだけになります ↓
竹がきれいに残っていて、
しっかりと手を掛けて作られた家だというのが分かります。
そして土はダンプに載せられて処分場へ。
ワラとスサが混じった壁土は、残念ながら産業廃棄物扱いなのです。
土壁は給放湿性能に優れ、木材との相性もいい優れた建材です。
しかし悲しいかなその重量と寒さを防ぐ能力が低いため、
現在では姿を消しつつあります。
いつか見直される日が来るのでしょうか?