仕上げの工程に入っています
クロスなどのインテリアは、住まいの見栄えを劇的に変えてくれる、
とても重要な工程ですので、
慌てず、急いで、正確に
だ何よりも大切です。
ありがとうございます
木工事の最終工程に入りました。
これまでお伝えした、木造住宅の基礎から梁補強に至る工事も、
こうして仕上がってくると全く見えなくなってしまうのです。
・施主であろうと「工事中に勝手に入られては困ります」という業者
と
・「いつでもご自分の目で確認してください。そして職人と話してみてください」という業者
良し悪しは別にして、この2つの業者を比べてみてください。
あなたはどう感じますか?
耐震壁を作った後は天井を張る工事に入っています
今は和室の天井で、この上にももちろん断熱材を施工します。
この時点で屋根裏の補強は全て見えなくなります。
だから家づくりは、見えない部分に大切なものが隠れているんですね。
ありがとうございます
地震に対抗する壁は、最近では合板を張って作るケースが多くなっています。
筋交でも法律上はOKですが、
熊本地震のような瞬間的に大きく揺れる場合に、
合板など面材を使う壁の方が耐えられるのが分かってきたからです。
合板の裏側には断熱材を敷き詰めてあり、
これで耐震と省エネ(断熱)の2つの性能向上を果たせるわけです。
より安心で快適に暮らせる住まいに
ありがとうございます
梁の補強が終わったので床の作り直しに入っています
床下全面に鉄筋コンクリートが打ってあり、さらに鋼製の束で床を支えるように。
これで新築住宅に準じた強度が発揮されるので、安心度がさらに上がります。
ありがとうございます
梁補強のキモに入ってきました
補強の木材も、ただ横に添えただけでは働きません。
既存の弱った梁と緊結(きんけつ)してこそ、本来の効果を発揮するようになります。
どうやって緊結するの?
ねじの親玉のような長いボートを使うんです。
見えるところだけで10数本、ボートで固定した後です。
新しい梁が、重量・建物の揺れでかかる力に対抗できるようになっています。
これで安心ですね。
ありがとうございます
既存の梁と補強の木材を固定するためのボルト穴を開けています
回転工具は反動が大きいので、力が入ります
そして、この木材を既存梁の隣に添わせるのです
持ち上げて添わせたら、両方の木材を貫通する穴を開けます。
取り付けに4人が必要となる大掛かりな作業。
まだまだ続きます。
ありがとうございます
不同沈下による荷重の隔たりで割れた梁を補強する作業です
まずは下がった部分を下から支えます。
この梁を取り替えようとすると、
屋根まで壊さなければならないほどの大工事となってしまいます。
なので補強という手法を用います。
つづく
床下の鉄筋コンクリートも固まり、
いよいよ不同沈下した家の持ち上げです。
ジャッキをかい、慎重に持ち上げていきます。
基準になる地点と同じ高さになったら、
基礎の間にパッキンを挟み込んでアンカーを締めます。
この作業を繰り返しながら、建物を水平にしていきます。
ありがとうございます。
床下に基礎を造るため、コンクリートを流し込んでいます
基礎の強化
地盤の沈下の影響を抑える
地面からの湿気を防ぐ
これらの効果を持たせます。
ありがとうございます