鉄筋を組む前に、床下からの湿気を止めるための
防湿シートを敷き詰めます。
時間が経つとシートの裏側に
曇りガラスのように水分がびっしりと着くようになります。
コンクリートだけでは水分を抑えられないので、
防湿シート敷きは不可欠な工事なんです。
ありがとうございます
長かった今年の梅雨が明け、
ようやく屋根工事に本格的に取り掛かれるようになりました。
屋根を瓦から軽量の金属に変えるため、
木下地を新しくしています。
ありがとうございます
基礎工事の準備です。
古民家の場合は、大きくて比較的重量のある建物の下に
基礎を作らねばなりません。
まずは地面を固めるため、砕石を前面に敷き詰めます。
ありがとうございます
鉄筋コンクリートの基礎をつくるために、
床下の土をすき取ります。
すき取るのは鉄筋コンクリートの厚み分で15cmほど
建物内の土出しは大変な作業ですが、人力と機械力を合わせて頑張ります。
ありがとうございます
コンクリート部分の解体に入りました
浴室や土間に当たります
重機を入れての作業、ここからは格段に速くなりますね。
ありがとうございます
土壁を解体したあとの残材の搬出作業の様子で、
肌色の袋には残材が満載です。
通り抜けるスペースが狭く別の建物を傷つける可能性があるため、
レッカーで吊っての処分作業となりました。
ありがとうございます
土壁は古来から伝わる優れた日本の伝統工法のひとつです。
特にアレルギー対策や湿気の調節では、効果抜群なうえに
分厚く塗れば、断熱性も向上します。
優れたものなのですが、別の観点から見ればデメリットになってしまうのが難しいところ。
間取りを変えるのと耐震性の点から、
コストパフォーマンスのより高い方法を選んで今回は土壁を解体撤去します。
ありがとうございます
1階の床を解体したところに現れたのは、潰れてしまった土台
このお家が不同沈下している原因のひとつです。
数十年に及ぶ重量に、横に置かれた木材が耐えられなくなってしまったんですね。
他にも束石の高さが一定でなくなっているのもあり、
この沈下を修正するのも、
今回の古民家再生リノベーションで行うミッションに含まれます。
ありがとうございます