地震対策の補強梁を入れました。
今回の暖かリノベーション工事では、4部屋を2部屋にします。
当然、壁が減るので地震に対する不安は増えます。
間仕切壁が無くなった箇所には、補強梁を入れます。
今回は、米松(べいまつ)のドライビームを補強梁として入れます。
天井高を確保するため、補強梁の一部が天井に現れてきます。
電気鉋(でんきかんな)で、現場にてお化粧直しを行います。
端から端まで一気に、一発でカンナをかけないと、
途中に段差や、削りむらが出来てしまいます。
現場をキレイにして、鉋(かんな)を掛けられるスペースを確保してから、
一気に削り上げていきます。
簡単そうに見えますが、力加減とその正確さ、
熟練の大工さんにしかできない技です。
いい仕事には、イイ足場が必要です。
足場が悪いと危険なばかりか、いい仕事が出来ません。
柱に、補強梁を加えこませるアゴを作り、横から咥え込ませます。
緻密に計算された、柱の受けと補強梁が、バチッとはまりました。
今回は、元の梁と、新しい補強梁を点ではなく面で繋ぎ止めていきます。
4人がかりで、持ち上げたこの補強梁。
仕上がった時に見えるのは、下の方のわずかですが、
隠れた天井裏で、地震にたいして頑張ってくれます。
縁の下の力持ちならぬ、天井裏の力持ちです。
地震対策の補強梁を入れました。
株式会社きららホーム