基礎のコンクリート 温度補正
きららホーム現場監督の杉山です。
今日はコンクリート打ちをしています。
冬の気温が下がりそうな日にコンクリートを打つ場合、
設計強度を出すために、温度補正というものをします。
例えば設計強度24Nの場合、プラス3とかプラス6
コンクリートの強度を上げておくのです。
コンクリートはミキサー車で生コンの状態で運ばれてきて
ポンプ車で圧送して打ち込むので、最初はドロドロと柔らかいのです。
柔らかいので型枠に合わせて形を作れるし、
鉄筋に付着することが出来ます。
補正の強度は工場で生コンを配合する前に決定します。
今季一番の寒気がやって来るという予報なので、
今回は6Nアップの30Nの強度で打つように、朝一に指示しました。
先に生コンは柔らかいと書きましたが、
柔らかすぎても問題があります。
コンクリートは水とセメントの水和反応によって硬化するので、
水が多すぎてもスカスカになってしまうのです。
この辺りも水セメント比、スランプ値というもので調整しています。
手慣れた職人たちの動きで、2時間ほどで打ち終わりました。
雨が降った場合への対策もしてあります。
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
お電話は通話料無料の0120-28-5893
基礎のコンクリート 温度補正