ひとりの時間を大切にできるよう、2階の部屋をリフォーム 岐阜県大垣市
個室をゆったりと、そして木のぬくもりに包まれた空間にリフォーム


[住所]岐阜県大垣市墨俣町
[工期]11日間
[リフォーム内容]
2階のお子様の部屋である和室を、自然素材のパインフローリングを使ってリフォーム

2階の子供部屋をリフォームしたい
「2階の西側にある2部屋が和室で、働きはじめた子どもがゆっくりとできる部屋にしてほしい」
まだお若いお子様でしたので、①広く感じられる、②どんな家具を置いても合わせられる、③ゆっくりとくつろげるような防音と断熱、④寝転がっても気持ちのいい素材、⑤でも快適にしすぎない、ことを重視したリフォームをご提案させていただきました。

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畳敷きの和室です。水平、垂直、天井や壁の断熱材の有無など調査します。
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物置として使われている部屋。天井が張ってなく、すき間風に悩まされておられたそうです。

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梁(建物の横に使われている太い木材)には地松が使われていますが、これが最大3cm反ってしまっていました。新しい床は、きちんとレーザーレベルで測りながら、水平に直していきます。2階の床を水平にするのは、実はかなり手間のかかる作業なのです。
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屋根裏がむき出しだった収納スペース。新たに天井と壁上部へ板を張りますので、下地の木材を組んでいます。
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壁には断熱材を取り付けます。寒さ対策に加え、冷暖房に使うエネルギーを減らすことも出来る、一石二鳥の工事です。 きららホームでは標準の工事となっています。
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クロス(壁紙)を張って仕上げます。今回は、お手入れ重視のクロスを選ばれています。
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夏暑く、冬寒い状況を改善するため、屋根裏に上って断熱材を入れます。20㎝の厚さで、すき間なく敷き詰めていきます。

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2つの部屋に仕切っていた襖と敷居を取り去り、床には新たに自然素材であるパインの無垢フローリングを張りました。床は水平、壁は垂直に直してあるので、家具をどこにでもぴったりと置けます。(壁を垂直にする会社は少ないのが実情です)
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2つの部屋に仕切っていた下がり壁は、予算を抑えるために敢えて撤去せず、実質1部屋として使える個室に仕上がりました。
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収納スペースの天井も、出来る限りすき間のないように板を張ってあります。


フローリングは畳と違い凸凹が分かりやすいので、水平を出すのに苦労しました。地松(床に使ってある木材)の歪みが予想以上に大きかったからです。出来上がりは本当にすっきりといって、気持ちのいい仕事ができました。


使われるのが社会人になられたお子様ということで、ひとりの時間をゆったりと過ごせる空間になるように心掛けました。リフォームは解体してみないと分からないという怖さがありましが、職人さん各々が頑張ってくれて、「いい部屋になった~」とS様に言っていただけたので、本当に感謝です。ありがとうございます。