岐阜県瑞穂市 S様邸 介護リフォーム成功物語
ご両親を引き取るための介護保険でのリフォームです。
バリアフリーにしたい
両親を引き取って、自宅で介護をしようと考えています。バリアフリーのための知恵を借りることはできますか?
ご両親を自宅で介護すると決められたS様。 手すりが無いのと敷居の段差の解消を望まれていましたが、詳しくお聞きすると、お父様とお母様で必要な手すりの位置が逆方向だったり、ドアの開け閉めの際の補助の手すりも、縦と横などの違いがあり、ケアマネージャーさんも交えて、慎重に打ち合わせを繰り返しました。
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床の工事前です。
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敷居の段差は3㎝弱あり、やはり、つまづくことが問題になりました。
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おじい様、おばあ様に合わせて手すりの位置を決めました。 介護保険の申請のため、手すりの位置にテープが貼ってあります。
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廊下を少しでも広く使いたいので、壁をめくって補強板を付けています。これは、後に手すりの高さを変えられるようにとのS様の思いからです。
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バリアフリーにする(床の段差をなくす)ための床工事途中です。 先行して、現状のフローリングのぶかぶかしている部分をめくって板を張り替えしています。
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リフォーム後の廊下の様子です。敷居の段差をなくすため、フローリングを重ね張りしてあります。明るい色調のため、以前より広く感じられます。
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廊下の手すりは、伝い歩きを考えて左右交互に配置しています。
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トイレ内の手すりです。間取りの制約からドアを引き戸にすることは出来ませんでしたが、何よりも介護される方が使いやすいのが一番の優先事項ですね。
介護保険の申請がなかなか降りず、きららさんも大変だったと思いますが、そんな中でも最大限の努力をしていただけたと思っています。またこれからも相談に乗ってください。ありがとうございました。
介護される方が2人いらっしゃる場合のリフォームは、S様のお家が初めてでした。そして、それぞれの方の症状が違うため、両立させるための手すりの位置の決定に時間を多く使いました。S様ご夫妻をはじめ、ケアマネージャーさんも広域連合の担当者さんも、何度も打ち合わせをしていただき、S様のご両親に喜んでいただける工事にすることができ、本当に感謝しています。ありがとうございました。