瑞穂市G様邸 雨漏り修理成功物語(板金工事、瓦工事、大工工事)
雨漏りは見えないところで、じわじわと進行していきます
夜中の突然の雨漏りに、どうしたらいいのか分からなくて・・・
最近は日本各地で大変に強い雨が頻繁に降るようになっていますが、G様宅では夜の11時過ぎから降り出した強い雨で、かなりの雨漏りがあったそうです。それまではそこから雨が漏れたということは一切なかったそうで、急いで当社へ調査を依頼されました。
雨が直接漏れたところはすぐに特定できました。ただ、瓦、雨樋、板金工事と広い範囲でメンテナンスが必要でしたので、診断書を作り、原因と対策法をお伝えしました。
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雨漏りがしたのは、瓦と外壁が交差する部分。瓦は波を打っているので、低い所を雨水は流れます。写真で見ると、瓦の低い所が外壁の水切(のし水切)の下へ潜り込んでいるのが分かります。
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雨樋が外れていました。2階の屋根に降った雨水が、この外れた樋から直接、瓦と水切に当たってしまったんですね。外れたのは豪雨の最中と思われます。
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樋を外した原因がここにありました。丸瓦(紐丸瓦)が雪の重みで垂れ下がり、先端が雨樋を押してしまったからです。この状態で雨樋を外せば、丸瓦(紐丸瓦)はさらに下へ下がります。
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丸瓦(紐丸瓦)が下がったことで、所どころに隙間ができてしまいます。
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築30年ほどの家では、瓦からの防水処置をしていないことが多く、裏側まで水が廻ることもあります。
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瓦と外壁の交差部に、雨水が入らないように金属板でふたをします。のし水切と言います。
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丸瓦(紐丸瓦)をめくっていきます。通常はここで葺き直して終わりですが、今回は材木から交換です
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足元を踏み抜かないように慎重な作業です。
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材木の交換を終え、再び瓦を葺いていきます。
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屋根の工事が終ったら、雨樋の交換です。
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離れにあわせて黒い色の樋が選ばれました。雨量、積雪量を考えながら、微妙に角度を調節します。
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既存の水切の下へ、新しい水切を追加しました。これでここからの雨漏りの心配はなくなりました。
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雨漏りの一因になっていた丸瓦(紐丸瓦)の隙間も無くなっています。
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雨漏りで破れかかっていた軒裏の板を貼り替えました。
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玄関まわりの雨樋も全て交換です。これだけでも以前とはまるで変わります。
深夜に雨がものすごい勢いで漏れた時は、正直どうしようかと思いましたが、きららホームさんに連絡したらすぐに工事をしてくれて、おかげさまで雨漏りは止まりました。他にもリフォームをしたいところがありますので、またお願いしたいと思います。
雨漏りはシロアリと並んで住まいの大敵です。G様からは雨漏りの翌朝にすぐご連絡を戴け、早急な対応をすることができました。家の事で少しでも異常を感じたら放置せず、私達のような専門家に相談して下さいね。G様、ありがとうございます。