生まれ変わったキッチンとお風呂は、新しい家族団らんの場に
家族みんなが集まるダイニングキッチンになりました
奥様がキッチンのリフォームをしたいと・・・
ご主人様より。「キッチンのリフォームを嫁さんがずっとしたがっていて、お風呂も湯船が狭いし掃除が大変なので、やるなら同時にリフォームしたいと思って来ました。」
奥様想い(口にはされませんが)のご主人様からの相談内容は、解決できたら家事が楽になる内容のものがほとんどでした。奥様へのヒアリングも併せて、現時点でベストと思われるご提案をさせていただきました。
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お子様が一生懸命張っている姿を想像できる、キャラクターシールでいっぱいのキッチン。これで役目を終えますが、解体前に記念でパチリ。
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お風呂もよくお手入れがされていて、とてもきれいな状態です。でもやはりタイル張りの壁・床は冷たく、目地の掃除も大変とのことです。
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メーカーの大きなショールームで大きさ、広さ、調理器具、そして色などの仕様決めをしていただいてます。
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解体を始めたら、天井裏から見事な梁のお目見え。今回は予算の関係上、平らな天井にしますが、このお家を建てた棟梁の意気込みが感じられる木材と仕事です。
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浴室も、ハツリ機を使って解体します。作業中はかなりの音が出ます。解体が終わったところからシロアリなどの異常がないか、確認します。
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造作(大工による室内の工事)が行われています。家は古くなると、柱の反りや捻りで壁が垂直ではなくなります。それを、床は水平に壁は垂直に直します。これをすることで、家具を後から置いても、壁に真っ直ぐに立ちます。
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システムバスの組み立てです。バスの組み立ても職人の腕の優劣があるんですよ。
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システムバス(ユニットバス)のレイアウトの関係上、既存の窓をそのまま使うことは出来ませんでした。窓を交換してしまうと外壁まで壊す必要が出てくるので、外壁を解体せずに窓を作り変えます。
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新しいキッチンは、横の長さこそ前より短くなっていますが、収納量、シンクの大きさなど格段に向上しました。床、壁、天井、窓とぐるっと断熱化されたのでエアコンの効きも良くなり、快適さが増しています。
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1日の疲れを癒す、くつろぎの空間であるお風呂は、システムバスになったことで断熱材が全ての面を覆い、ヒートショックの心配が大きく下がりました。
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洗面化粧台もシンプルな1面鏡ですが、ご家族のご要望を十分に満たせるだけの機能を有しています。洗面脱衣室も以前のように、とても寒い思いをしてお風呂に入らなくてもすむようになりました。
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石油給湯器からエコキュートに取り替えてあります。上にある雨よけの鉄骨の高さが低く、納まるかどうかぎりぎりでしたが、無事に据え付けられて良かったです。もちろん土台のコンクリートは鉄筋入れて、耐震性を向上させてあります。
前のキッチンよりコンパクトになったので、置くところが減って使いにくくなるんじゃないかと思っていましたが、実際に使ってみると見た目以上に収納も多いので、表に出しっ放しになる食器なんかも減って、料理をつくるのに違和感を感じません。家事にストレスを覚えないのもいいことかなと思います。 お風呂もそうですが、キッチン(ダイニング)全体がきれいになったのが嬉しいのか、子供たちが集まってくるようになりました。リフォームをやって良かったです。ありがとうございました。
K様の家は、いい棟梁に建ててもらったそうで、随所に匠の技が込められていました。丈夫な骨組みと荷重をうまく分散させる木材の組み方、そして腕の良い職人が手間暇かけて造れば、何世代にもわたって住み継がれる家になるというお手本のような、素晴しい住まいです。 今回のリフォームでも、この家を建てられた職人さんたちに恥じない内容の工事になるように、棟梁はじめとする各々の職人・スタッフたちが努力を重ねてくれました。 このような仕事ができるのは、本当にうれしい限りです。K様、ありがとうございます。