家づくりに存分に参加できたのは良い思い出 鉄骨離れリノベーション 岐阜県瑞穂市
鉄骨造2階建ての車庫兼住居の離れをリノベーション
「息子夫婦のために離れを改造したい」
車庫として使っている離れの1階を、(新婚の)ご夫婦が住めるようにしたい。鉄骨の離れは、寒い・暑いが悩みの種なのでその解決と、デザインについては工期が許す限り、こちらの要望を実現してほしい。
母屋1階、2階に続いて、離れのリノベーション(大規模リフォーム)もご依頼頂きました。
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1階部分は、車2台を余裕で収容できるスペースを持った駐車場でした。ここへ、新たにキッチンとダイニング、浴室、洗面洗濯室、トイレ、リビングを、そして階段も造ります。
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1階が車庫の、重量鉄骨造の建物です。このような造りにありがちな暑い寒いという問題を、この離れも抱えていました。
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旧駐車場、トイレ部分の解体工事です。鉄骨の肉厚があり、柱も梁も大きな骨組みが現れました。
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解体・基礎工事終了後、室内の壁の位置をあらかじめコンクリートに書きます。「墨出し」という重要な作業です。
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床を組み立てています。同時に完成すれば床下になる水道の配管工事も行います。
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外壁の方も工事が進みます。夏の西日からの暑さを和らげるため、熱を跳ね返す効果のある遮熱防水シートを張っています。
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こちらは曲線に加工された玄関框。フローリングは天然木の杉板です。全くすき間なく張り上げるのに、大変な技量が要求される難しい工事です。大工の腕の見せ所です、
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鉄骨の梁(横に架かっている材)を見せるように天井を張っています。非常に手間がかかりますが、平坦な天井に比べて変化に富み、探しても見つからない、このお家独自のインテリアとなります。
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開放的なオープンキッチン。モンキーポッドの一枚板でできたテーブルが良く似合います。
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キッチンの隣には、一家の団らんスペースが。どんな思い出を育まれるのでしょう。床板は杉の無垢板に、自然素材の米から作られた塗料が塗ってあります。
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若い方に流行の色使いで仕立てた浴室。H様のセンスが光ります。
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床に加え、階段も杉の板で造りました。オープン階段なので見栄え良く、そして何より昇り降りのしやすさを追求してあります。
「普通」がいやで、自分たちの好みやこだわりを住まいに反映させたかった。リフォームと言えど自分たちで考えたり決める事が、こんなにも多いのかと驚きましたが、きららさんからいろいろといい提案やアドバイスをもらえたのが、とても役に立ちました。 天井の高さや玄関の形、階段のゆるさなどは、工事中の大工さんととことん話し合って、やっと納得できるものにたどり着けました。おかげで完成した時は、満足というか喜びがとても大きかったです。 とにかく家づくりに存分に参加できたことは、忘れられない良い思い出となりました。 きららホームさん、ありがとう。
H様は、母屋の大改造工事からお世話になり、今回もこうして指名をもらえて、とても光栄です。技術面では、1階が車庫で天井の高さが低かったのと、防水性が低かったので、新しくLDKにするのに必要な天井高の確保、そして防水に苦労しました。そして、鉄骨自体が冷めやすく熱くなりやすいという性質を持っていますので、完全に断熱材で覆う作業はなかなか大変でした。でも苦労した甲斐があって、とてもいい家になりましたよ。ありがとうございます。
「店舗のように見えて居心地の良い空間」がテーマでした。 モデルになったのは、岐阜市内にあるフランス料理店ですが、H様の若い感性が随所に生かされています。 お友達にたくさん来てもらえることを意識して、お施主様と一緒になって考え、職人さんたちと何度も打ち合わせを行いながら、出来上がりました。 リノベーションの言葉にふさわしい変貌を遂げたH様邸の離れ。これからはH様のご家族の幸せを育む家として、新たなスタートです。 H様、おめでとうございます。