畑を太陽光発電所に 地域に貢献 岐阜・本巣市
梨の畑を、出力24kwの太陽の力で電気を作る発電所に。
梨畑の維持が難しくなって・・・
「歳を取って梨畑の手入れが難しくなってきて、かといって荒れ地にするのは嫌やったし、どうしたものかと思っておりました。なるべく次の代に負担のないようにするにはどうすればいいか、考えていました。」
今お持ちの資産を有効に、且つ社会に貢献できる使い方の一例に、太陽光発電が挙げられます。発電能力が10kw以上であれば、全ての電気を20年間に渡って買い取ってもらえる制度もあります。そして何より、この地域で消費される電気を作ることで電気の地産地消となり、その動力は太陽の光でるから、大変クリーンで社会的に意義のある資産になることと思います。
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50年近くにわたり、日本の農業の一端を支えてきた梨畑です。
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近くにも上空にも太陽の光を遮るものがなく、太陽光パネルを置くには最高の場所です。
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木々にねぎらいをした後、重機を使って根っこから掘り起こしていきます。
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畑の境界に沿ってブロックを積みます。畑は道路より低いことが多いので、かさ上げの目的もあります。
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パネルを固定する架台の組み立て。30年以上の耐久性を期すため、アルミ製です。
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台風接近により急遽架台の足元に、重しとなるコンクリートを打ちました。この後全体に、雑草防止のコンクリートを打ちます。
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パネルの取り付けは、電線の接続も同時にしていきます。
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パワーコンディショナー、売電メーターの調整をして、いよいよ発電の開始です。
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果物を生み出してきた畑が、今度は地域で使われる電気を作り出す畑として生まれ変わりました。
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太陽光発電の施設内はコンクリートを打ってあるので、数十年にわたり雑草に悩まされることはありません。
正直、梨畑の状態では、全然実感が湧かなくて、どんなもんが出来るんかなという感じでしたけど、実際に出来上がってみると本当に素晴らしく、家族みんなで喜んでおります。
リクシルの杉山です。このたびは弊社ソーラーシステムをご採用いただき、真にありがとうございます。リクシルでは、製造から施工、アフターフォローに至るまで常に最善を目指し、日夜努力を重ねています。今回のK様の太陽光発電システムも、長期使用を前提とした内容で工事させて頂きました。 ありがとうございます。
太陽光発電は、太陽から降り注ぐ無尽蔵のエネルギーを私たちが日常使う電気に変えるシステムです。 よく、太陽光発電は儲かるだとか、これだけの収入になるという広告やトークがあります。その視点もとても重要ですが、それ以外に太陽光発電は社会の利益になるということの方も大切なことのように思います。K様はそのことをしっかりと理解しておられ、今回の工事を決められました。 K様、ありがとうございます。