屋根瓦の修理 築62年の古民家 岐阜県瑞穂市
岐阜県瑞穂市内にある、総入母屋造りの立派な古民家の屋根瓦リフォームです
雨漏りがするように・・・
母屋で雨漏りがするようになって困っています
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軒先の瓦の高さが、少しですが違っています。 工事が面倒なのでほとんど使われない手法です
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近くに寄ってみると瓦が動いているのが分かります。 直接的には暴風によるものと考えられますけど、瓦を留めている瓦土の粘りが落ちているのが原因です
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屋根が下った先に壁があります。 デザインに凝ったためですが、ここから雨水が一気に流れ落ちるのも瓦がずれた遠因になっているようです
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あちらこちらの瓦が傷んでいます。 こうしたところも、しっかり治していきます
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工事に入るまでの間、応急処置として防水のシートを谷樋内部に敷きました
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解体は古民家を熟知する大工をメインに行います。 単純に壊せばいいというものではないからです
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雨が漏れて傷んでいる部分の木材を取り替えています。 現在の規格とは違う、62年前の寸法に合わせながらの作業です
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二次防水であるルーフィングを敷いてから、雨水の通り道である谷樋と箱樋をステンレス鋼板で作ります
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屋根から流れ落ちてくる水を正面から受け止めていた外壁には、特に厳重に防水対策を行います