外壁を張り替えて、若い頃の、この家を建てた時を思い出しました。 岐阜県瑞穂市
(外壁の張り替えと塗装のリフォーム成功物語です)
シャッターの開け閉めが出来ない。壁も錆びが目立ってきて・・・
シャッターの開け閉めが出来なくて困っている。それと、前に一度塗り替えてもらったけど、最近錆びも目立つようになってきたので、いっぺん見に来てほしい。
シャッターは交換部品がなく、取り替えが必要です。外壁は、モルタルとカラー鋼板の上下2種類で出来ているのと、錆びが裏側に回っているので張り替えをお勧めします。
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外壁表面の塗料が風化し、色褪せた印象になっています。建物はがっちりした造りですので、適切なメンテナンスをすれば、とても長く住むことが出来るお家です。
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以前の塗装は、トタン面のケレンがけをしっかり行っていなかったらしく、あちらこちらで下塗り塗料ごと剥がれています。裏側にまで錆が回っていたので、張り替えとなりました。
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車庫の屋根は塗装の限界に達していましたので、塗り替えになります。
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車庫のシャッターが歪んでしまっています。年式が古く、部品交換では対処できないため、こちらも取り替えとなりました。
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古い外壁のカラー鋼板をめくっていくと、土壁が出てきます。吸放湿性の高い、木造家屋にとっては優れた素材なのですが、すき間が多いため断熱性能が足りず、新築住宅ではほとんど見なくなっています。
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外壁をめくった後には、熱を遮断する効果のある遮熱用の防水紙を張ります。そして、胴縁という横に打つ木材を留めていきます。ちなみに当社では、釘の抜け防止と木材の耐久性の高さから、外部に使う胴縁はヒノキを使っています。
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新しいカラー鋼板を張っています。ガルバリウム鋼板なので、耐久性はより向上します。
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車庫の屋根の塗装です。洗浄、ケレンがけ、下塗り(エポキシ系)、上塗り2回(屋根用シリコン)の順に作業を進めます。
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張り替えない部分の塗装です。これで全体がより引き立つようになります。モルタル(セメント)、金属、木、塩ビなど素材ごとに塗料を替え、そして細部まできちんとこなすことで長持ちします。5年ほど経てば、その差が表れるようになります。
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木製の雨戸も新品にします。一枚一枚がオーダーメードですので、かんながけも大事な作業ですね。
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グリーンを基調とした外観となり、新築の時の輝きが戻りました。
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外壁を張り替え、その他塗装できるところの全てを塗ってあります。本当にきれいになりました。
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シャッターも新しくなり、開け閉めがスムーズになりました。 (シャッターまわりの外壁トタンを張り替える前の写真です)
きれいにしてもらえました。若い頃の、この家を建てた時のことを思い出しました。こちらのいろいろな注文に応えてもらえたので、本当にありがたく思っています。
M様のお家は骨組みがとてもしっかりしていて、必要な補修・メンテナンスをすれば、これからも充分に住み継いでいける住宅です。今回は、雨風を防ぐ一番大切な部分である外壁のリフォームで、現在の技術基準での改修工事をさせて頂きました。 M様、ありがとうございます。