雨漏りに強い屋根を作って頂きました。きららさんに頼んで本当に良かったです。 岐阜県瑞穂市
(雨漏りに悩まされてきたコンクリート住宅の屋根リフォーム工事です)
外壁と、いろいろな所からの雨漏りが気になっていました。
外壁の色が変わってきました。そして、ずっとベランダや軒のいろいろな所からの雨漏りが気になっていました。一度屋根の修理をしてもらいましたが、雨漏りは止まっていません。
H様は外壁のことで相談にお見えになりましたが、お家をよく調べてみると雨漏りがあることが分かりました。防水シートの継ぎ目が切れたことが直接の原因ですが、施工の仕方に問題があったと思われます。 浮き上がった防水シートの撤去には多大な手間と費用がかかることから、確実に防水できてメンテナンスも簡単にとういことで、この上に屋根を新たに造ることをご提案しました。
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工場でコンクリートのパネルを作り、それを現場で組み立てる後方のお家です。このタイプの住宅は、構造体と建物の外皮が一体の作り方のため、雨漏りへの備えは特に念入りにする必要があります。
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11年前に屋根の全面にわたって、大手のリフォーム会社さんでシート防水をされたそうです。その時の金額をお聞きして、驚きました。あまりの安さに、熟練の職人をとても投入したとは思えない額だったからです。
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排水口のまわりのシートの内側に、雨水が溜まっています。シートを切ってみると、水があふれてきました。シートの接着不良が疑われます。
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シート防水の継ぎ目が完全に開いています。ここから雨水が侵入しています。プライマーを塗ってからコーキングをします。そのあと、新しく屋根で覆います。
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現状のシートの下に発砲ウレタンが敷きつめられていて、撤去は困難であることから、屋根の上にもう一つ新しく屋根を造る工法を選択されました。
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PC工法(工場でコンクリートパネルを造り、現場で組み合わせる工法)のお家でしたので、木材の固定とこの時点での防水は、特に慎重に行います。
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木組みが終わった後、折板屋根を載せる準備に入ります。何事も準備が大切です。
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クレーンで、工場で加工されて運ばれてきた折板を屋根の上に吊り上げます。
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屋根の上では、折板を決められた位置に取り付けていきます。
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折板の固定、棟水切などを取り付けていきます。
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屋根が仕上がりました。これで雨漏りの心配はなくなりました。
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折板は形の上から、とても雨漏りしにくくてメンテナンスも容易なので、特に工場や店舗などの大型の建物でよく使われています。
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強い風が吹いた時に横から雨水が入らないように、折板の下にも水返し加工をした板金で入念に工事がしてあります。
はじめは外壁の塗り替えで、きららさんの事務所にお邪魔させて頂きました。もう、この時から、きららさんにお願いすることは心に決めていました。家を見に来て頂いた時に、「外壁よりも先に、屋根の防水か対処が優先ですよ!」というアドバイスに運命を感じました。その後は、お任せで、雨漏りに強い屋根を作って頂きました。ありがとうございます。きららさんに頼んで本当に良かったです。
最初は、屋根の形を片流れを検討していましたが、隣家との関係から、切妻に変更しました。PC工法で、しかも分厚いウレタンを敷き詰めたシート防水が施工してあった為、下地を探すのに苦労しました。台風でも吹き飛ばされない丈夫で、雨漏りの心配のない屋根をご提供できたと思います。
外壁の塗り替えの現調にお邪魔した時に、屋根の上に登ってみたところ、防水のシートが浮き上がっているのが分かりました。それでお客様に確認したところ、実はずいぶん前から雨漏りがしているとお聞きし、急きょ雨漏り防止の工事も行うことになりました。 防水シートがブカブカで通常の塗膜防水が出来ず、社内で検討した結果、今回の工事になりました。 雨漏りが止まって良かったです。 ありがとうございました。