大工さんもコツコツと丁寧にやってもらえて、本当良かったです。気持ちのいい縁側になりました。 岐阜県瑞穂市
(東日本ハウスの住宅の広縁張り替え成功物語です)
床がめくれてきて、何とかしたいんですけど一度見てもらえますか?
縁側(広縁)の床がめくれてきて、何とかしたいんですけど一度見てもらえますか?ああならない床にしてねと頼んであって、他のところはめくれたりしてないのに。 13年前に建ててもらった時の営業の人は、もう転勤でどこかへ行ってしまったので、話をしても分からないと思う。
大手ハウスメーカーの東日本ハウスさんのお家です。 他のお部屋は、オークの無垢板(ウレタン塗装済)が張ってありましたが、なぜか広縁だけが縁甲板とも言われる合板フローリングが使ってありました。和室の隣りなので、ヒノキの無垢板、それも塗装していないものをお勧めしました。ウレタン塗装すると、せっかくの自然素材の良さが大きく損なわれてしまうためです。
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現地調査に伺うと、広縁の床板が変色していました。広く普及している合板フローリングですが、特に日の当たるところでは、このような現象がよく起こってますので、当社ではこの手のフローリングは、お勧めしていません。
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一部ではめくれ始めています。こうなると補修では直りきらないので、抜本的な対策が必要となります。
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元々が段差のない家なのでフローリングの重ね張りができず、床板をめくって張り替えることに。
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接着剤が使われていなければ、メーカーさんの家は比較的簡単に壊せます。知られてませんが。
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北西に位置する窓(掃き出し戸)から入る、夏の西日が暑くて仕方がないとのお悩みがあり、窓に熱を反射するフィルムを張ります。
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表替えをしたたたみのイグサのいい香りは、日本の住文化の良さを改めて認識させてくれます。
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自然素材の床板(無垢ヒノキのフローリング)に張り替えた広縁です。温かみ、柔らかみ、目にやさしい色調、急な雨や紫外線に強い、という特徴があります。
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まだ小さいお子様がいらっしゃるY様邸。 居心地のよくなったこの広縁で、どんな思い出が作られるのでしょうか。
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右側のブルーっぽく見える方に、遮熱フィルムが張ってあります。分かりやすいように並べてみました。日差しを防ぐ能力は、フィルムの種類によって選択することができますが、効果は大きいですよ。
きれいになりました。一度出来上がったものを壊して作りかえるんで、大変やと思ってたけど、大工さんもコツコツと丁寧にやってもらえて、本当良かったです。気持ちのいい縁側になりました。
合板のフローリングは見た目がきれいなのと、ノンワックス、耐キャスター性などの機能性で、よく選ばれています。ただ、私たち家を造る側から見ると、寸法の安定性が重要な要素になります。つまり工事が簡単なわけです。大手メーカーさんだけに限った話ではありませんが、腕の立つ大工職人は、なかなかいません。表には出ませんがそのような理由で、合板フローリングを勧められることが多いのです。 ヒノキの無垢板は本当にやさしい素材です。 Y様、ありがとうございます。