岐阜 築180年の古民家鑑定
天保の古民家(江戸時代) 庄屋屋敷 古民家鑑定の依頼が
全国古民家再生協会岐阜 第一支部に入りました。
今回は、岐阜県揖斐郡池田町 全国古民家再生協会岐阜第二支部 西濃支部 支部長の
私こと 井上理崇が 毎月 ジャパトラを配布させて頂いている、地元 池田町とあって
今回は、全国古民家再生協会岐阜 第一支部 第二支部の 合同鑑定となりました。
立派な門の前で1枚
古民家鑑定が初めての古民家鑑定士の方々に、詳しく丁寧に方法や役割分担を説明する
大下理事長。
間取りは 大下理事長に任せて
古民家鑑定を何度も経験している私と、今回が初めての古民家鑑定となる廣瀬鑑定士がペアを組み
家の中の調査を進めていきました。
部屋数もとても多く、一部屋一部屋を調査鑑定するのも大変時間がかかります。
築180年の庄屋屋敷とあって腕の良い大工さんが丁寧に仕事してある大変
素晴らしい古民家でした。
竿天井に踏み天井、船底天井・・・
様々な天井の形状にも興奮気味!
これだけきれいで、立派な古民家にはなかなかお目にかかれないとあって、
古民家鑑定士の目に輝きが溢れていました!
小屋裏には10間(18m)以上もある、真っ直ぐな地棟が
ここまできれいな状態の小屋裏はなかなかありません。
動物のフンもなく、ホコリなども少なく
地棟がきれいなまま残っていました。
こちらは、煤(スス)で、赤黒くすすけた太くて立派な丸太の梁と
生えているいるままの状態でいて安心できる太さと存在感のある柱
武骨で真っ直ぐではないにもかかわらず、太い梁を180年以上支え続けてきた
人生に圧倒されました。
碍子(がいし)もむき出しな所がまたイイ!
高橋鑑定士は、古そうであっていてキレイに保存された ハットに興味津津。
石場建ての束石も、切り出された真っ直ぐな石を利用していて
当時の大工さんの腕の良さとこだわりが伝わってきました。
岐阜 古民家鑑定 築180年 天保の古民家 庄屋屋敷
次の世代に残していきたい立派な古民家でした。
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この様な素晴らしい古民家に出会えたことに感謝します。
全国古民家再生協会岐阜第二支部
古民家再生協会岐阜 西濃支部
岐阜 築180年の古民家鑑定