岐阜県古民家 瓦のずれと雨漏り修理
岐阜県瑞穂市の古民家で雨漏りのご連絡が入りました。
新しい家よりも古民家の方が、意外にも雨漏りはしにくい傾向があって、
もしかすると屋根そのものが相当痛んでいるのか?
と思いながら現場へ向かいました。
戦後まもなくに建てられた築70年の古民家です。
戦後ということで、日本全土が焼野原になっていた頃。
物はもちろん、建築資材もない状態
瓦を焼く石油の量も全く確保出来なかった。
丈夫な瓦には高温で焼くという、大切な工程が守れない時代の瓦・・・
凍て割れしたり、経年劣化で至る所でひび割れや破損していました。
今の瓦より、小さくツメの無い和瓦なので、瓦土が剥がれるとズレてしまいます。
敷地内を探したら予備の瓦を発見し、可能な限り差し替えました。
瓦の寿命は、一般的に50年といわれていますが、
戦後の石油の少ない時代の瓦で、焼成温度が低かったそうです・・・
そして、こちらの古民家は築70年
本当は葺き替えてあげた方がいい屋根ですが、お客様にも都合があって。
これで、雨漏りが止まってくれればいいのですが。
岐阜県古民家 瓦のずれと雨漏り修理
株式会社きららホーム
岐阜県瑞穂市十七条737-1
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