岐阜・天保の古民家 鑑定

岐阜・天保の古民家 を鑑定してきました。

江戸時代 天保10年頃 将軍徳川家斉の時代の建物です。
天保10年を西暦にすると、1839年。
つまり、170年以上前の建物ということになります。
古民家鑑定2.JPG
鑑定士はきららホームの井上理崇。
私の想像をはるかに凌駕する、風格のある佇まいです!
古民家鑑定1.jpg
古民家鑑定士1級の
右から大下鑑定士、梅村鑑定士、鈴木鑑定士、永嶺鑑定士、
そして私の5名で鑑定を行いました。
DSCF1890.JPG
DSCF1840.JPG
昼過ぎから始まった鑑定は、日が沈みかけるまで続きました。
調査には結構時間がかかるのです。
DSCF1794.JPG
築25年も過ぎれば、固定資産としての価値はゼロになる現代。
その価値が分からない人が見れば価値は無く、
価値がないと判断されたら、無造作に解体されてしまう。
鉄骨やコンクリートの建物と違い、古民家は改修が可能なのですが。
私たち古民家鑑定士が見れば、歴史的・文化的価値は素晴しいものと捉えます。
解体するにしても、一本一本の部材は古材としての価値もあります。
この建物も、そこここに棟梁の技が今も生きています。
なぜ180年以上残っているのか、その答えはこの中にありました。
壊してしまったものは、もう二度と作ることはできません。
どうか、これから先もこういった建物を大切に扱ってくださるよう、切に願います。

きららホームへのお問い合わせ・ご相談・お見積りのご依頼はこちら

  • ご相談・見積り
  • 無料診断
お気軽にお電話ください。
お問い合わせは今すぐ フリーダイヤル 0120-28-5893
fax 24時間対応 058-328-5738
または、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。お問い合わせフォームへ
お問い合わせ後に無理な売り込みや訪問販売は一切いたしません。