外壁張り替え 岐阜県瑞穂市で始まりました。
こんにちは。
外壁のトタンをめくり、新たにガルバリウム鋼板に張り替える工事が、
岐阜県瑞穂市のM様邸で始まりました。
最初に足場を組み、現在張ってあるトタンのめくりからです。
昔はリブトタンと言って(今でもありますが)、
平らな鋼板を7cmくらいずつ山折りしたものが張ってあります。
釘を一本一本抜いていくため、根気のいる作業です。
しっかり作ってあるほど、解体は手間がかかります。
トタンを外したら、その下にある「胴縁」という桟木も取り外します。
胴縁は長年の使用で歪んでいるからです。
外壁トタンの下からは、土壁が出てきました。
今ではめっきり減ってしまいましたが、土壁工法は耐震性・調湿性もある
昔から伝わる日本の優れた工法です。
最大の利点は何より、柱が外気に触れるため、
柱の両側を壁で息ができないほど覆った建物よりも、木材が長持ちするのです。
せっかく外壁を外すのですから、柱・土台などチェックするのにいいチャンスです。
この点は、外壁のカバー工法より張り替えの方が家のために良いと思います。
いい大工さんが建てたのでしょう、かっちりと造られています。
チェックが終わったら、雨水を防いで湿気を通す、透湿防水シートを前面に張ります。
現代の工法も取り入れながら、外壁の張り替えを進めていきます。