曼珠沙華 まんじゅしゃげ 彼岸花
曼珠沙華 まんじゅしゃげ 彼岸花
岐阜県瑞穂市も田んぼや道ばたが赤く染められてきました。
お彼岸近くに咲き乱れることから、彼岸花(ひがんばな)
どことなく、凛(りん)とした近寄りがたい風貌(ふうぼう)と、彼岸花(ひがんばな)という
お彼岸に関係のありそうな名前に、
子どもながらにリスペクトしていた記憶が蘇ります。
友人の中でも、この彼岸花を持ってあそんでいた記憶はありません。
また、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という別名は、法華経などの仏典に由来。
また、「天上の花」という意味も持っており
どことなく、崇高な存在であった。
この彼岸花・曼珠沙華は
異名が多く、地獄花(じごくばな)、死人花(しびとばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、
剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、などと呼んでいる地方もあり、
日本では不吉であると忌み嫌われがちな花である。
また、毒があるから昔から大人達は
子どもに、「曼珠沙華 まんじゅしゃげ 彼岸花に、触ってはいけない」と
教育してきたのかもしれない。
曼珠沙華 まんじゅしゃげ 彼岸花は、
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイドを多く含む有毒植物。
経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経のマヒを引き起こして死に至ることもある。
しかし、この曼珠沙華 まんじゅしゃげ 彼岸花をじっくり見たことがあるのでしょうか?
実に、綺麗な花なのである。
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敬老の日である本日。
-昔おじいちゃんから、彼岸花を粗末にしてはいけないと教えられ
じっくり見ることも無かったことも、今では、おじいちゃんとの思い出の一つなのかもしれません。
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