Q:コーキングって、なぜ打ち替えなくてはいけないの?

A:時々この質問をお受けします。
コーキング(シーリングとも言います)の役割は、
外部に使われている材料の継ぎ目などから
侵入する雨水を止めることにあります。

その性質上、注文住宅(新築)、リフォーム、塗り替えリフォームを問わず、
幅広く使われておりまして、
サイディング、カラー鋼板、ALC(へーベル板など)、
コンクリート、タイルなどの継ぎ目、アルミサッシの周囲、
そして屋根に至るまで多くの場所に打たれています。

コーキングが切れたりすると雨漏りの原因になったり、
外壁材の寿命を縮めてしまうことさえありますので、
注意が必要です。
このコーキング(シーリング)による下地調整が出来ていないと、
どんなに良い塗料を塗っても意味がありません。

コーキング(シーリング)の種類には、
シリコン
変性シリコン
ポリサルファイド
ウレタン
アクリル
などがあり、材料・状況に応じて使い分けられます。

塗装する際に一番多く使われているのが、変性シリコンです。
理由は塗装が可能なことと、他のものに比較して耐久性が高いからです。

建物を長持ちさせるのに、
診断、高圧洗浄、下地調整(コーキング等)、下塗り、中塗り、上塗りの
どれをとっても重要なのです。

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